国際取引の際の注意点

英字新聞

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国際取引とは?

国際取引とは、国境をこえた物品・資金・技術の移転やサービスを提供する取引をいいます。
経済活動はBorderlessになりつつあります。外国企業との取引は身近にあるのではないでしょうか?

具体例

amazon.comで本などを購入した方は、既に国際取引をされていることになります。
個人輸入ということになります。
amazon.comはアメリカ企業だからです。
外国から家具を購入するというのも個人輸入による国際取引です。
インターネット経由で自由に個人輸入することができる時代なのです。

amazon.comの規約を見てみよう

Limitations
For products shipped internationally, please note that any manufacturer warranty may not be valid; manufacturer service options may not be available; product manuals, instructions and safety warnings may not be in destination country languages; the products (and accompanying materials) may not be designed in accordance with destination country standards, specifications, and labeling requirements; and the products may not conform to destination country voltage and other electrical standards (requiring use of an adapter or converter if appropriate). You are responsible for assuring that the product can be lawfully imported to the destination country. When ordering from Amazon.com, the recipient is the importer of record and must comply with all laws and regulations of the destination country.

以上は、amazon.comからの引用です。
Let Us Help You > Shipping Rates & Policies > International Shipping > More About International shipping > Policies > Terms & Conditions > Limitations
用語(Terms)と条件(Conditions)の項目内に“制限”という項目があります。
ここでは、国際輸送された商品についての注意事項が書かれています。

  • メーカー保証は確約されていない
  • 商品取扱説明書は商品到達先国の言葉では書かれていない
  • 商品は商品到達先国の基準に従うようには作られていない(ボルト数が違うなど)
  • 輸入者自身が合法的な輸入であることの責任を負う

などと書かれています。
このような規約に従って私達は、個人輸入をしているわけです。

規約を知らないといえるか?

日本の場合、このような規約は約款などと呼ばれています。
約款は簡単に言いますと、企業が一方的に定めた決まり事です。
通常、このような約款を読む人はいないと思います。
日本語で書かれてあってもです。
日本では、約款を知らないで不利益を被った消費者が保護されることがありますが、アメリカではほぼないでしょう。
“規約に書かれています。当然それを読んだでしょ”
という感じです。
「規約はきちんと読んで契約に望む」
“読まないで不利益を受けたなら、その責任は規約を読まなかったあなたの責任”
まさに自己責任の徹底した国なのです。
規約を知らなかったとはいえません。

英文契約を結ぶに当たっては・・・

英文契約を結ぶに当たっては、交渉通りの英文契約になっているかチェックすることが重要です。
相手が原案を作成した場合も、その内容チェックは不可欠です。
くれぐれも、契約内容を確認しないでサインをするようなことだけはしないでくださいね。

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